ICUの人工呼吸では患者の呼吸努力と機械の送気がずれる患者-呼吸器の非同調が高頻度で起こり、非同調指数(AsI)≥10%は人工呼吸期間の延長など予後悪化と関連する。しかし非同調は波形を見続けないと拾えず、ベッドサイドで定量・記録されないまま見過ごされがち。波形から非同調を捉え、型を分け、転帰に結びつけられるか——が問い。医学生はICU・救急・麻酔で人工呼吸管理を学ぶ当事者。
人工呼吸波形(気道内圧・フロー・換気量)に 時系列セグメンテーション+自己教師あり表現学習 を適用すれば、二段呼吸・無効努力・リバーストリガ等を較正された確信度で検出でき、さらに非同調の「型」を教師なしで表現型化して抜管失敗・鎮静量・人工呼吸期間といった転帰と結びつけられる、と仮説。新規性は単発の分類でなく「検出・表現型化・転帰連関・装置横断の妥当性」を一体評価する点。
1人の患者で1日に数万回の呼吸が記録され、波形を人手で総覧するのは不可能。微妙な無効努力やリバーストリガは波形の形態を捉える時系列モデルでしか拾えず、未知の非同調パターンの発見(表現型化)には大量波形の自己教師あり学習が要る=AIでしか到達できない粒度と規模。
較正された非同調の検出・表現型と転帰連関の構造マップ=学会発表・論文に加え、ベッドサイドの非同調モニタとしての質評価・集中治療教育へ実装。設定変更や鎮静の最適化は専門医が担い本企画は補助。Hiro自身が人工呼吸管理を実習で学ぶ医学生=当事者で、現場知とデータ設計の両面で優位。