甲状腺結節は健診や他疾患のCT・エコーで偶発的に大量発見されるが、悪性は約5〜10%。TI-RADSは観察者間のばらつきが大きく、不要なFNA(穿刺細胞診)が多発。多くは経過観察でよいが「どれを生検し、どれを追うか」の線引きが曖昧。内分泌・頭頸部・放射線を回る医学生=当事者。
超音波からTI-RADS所見(構成・輝度・形状・辺縁・点状高エコー)を定量し、較正された悪性確率を出せる、と仮説。新規性は単時点の良悪分類(既に多数)でなく、観察者間ばらつきの標準化・確率の較正・経時のサイズ/性状変化の統合で、不要なFNAを安全に減らすことに置く。
エコーは術者・装置依存が強く、TI-RADS各特徴の判定が主観的。多施設・多装置にまたがる定量と確率の較正、経時追跡には説明可能な画像+時系列AIが要る。単純な特徴計数や人手のスコアでは一貫した較正・予測ができない。
観察者間で再現し較正された悪性確率と経過変化の妥当性=学会・論文。出口はまず不要なFNAの削減と見逃し低減を両立する読影支援(確定は細胞診・病理、治療は専門科)、健診・偶発結節の経過観察の定量根拠。Hiroは内分泌・頭頸部を学ぶ医学生=当事者。