歯周病は成人の過半が罹患する慢性炎症性疾患で、糖尿病・心血管・早産との双方向の関連が知られる。だが評価は歯科でのプロービングやX線に依存し、日常の炎症の推移は測られない。スマホで撮る口腔内画像から歯肉の発赤・腫脹・歯垢を客観化する余地がある。口は医学生にも最も身近な当事者領域。
口腔内画像+経過(歯磨き・食事・全身データ)に画像・時系列AIを当てれば、(1)歯肉炎・歯垢を歯別に標準化して客観化し、(2)口腔炎症の悪化を縦断で先読みし、(3)口腔炎症の負荷を糖尿病等の全身リスクと結べる、と仮説。新規性は単画像の検出精度(既に高い)でなく、在宅・縦断・外部一般化・口腔–全身連関に置く。
歯肉のわずかな色・質感、歯垢・歯石、撮影端末や照明の交絡、経過の時系列は人手で一貫採点できず、画像・時系列学習でしか標準化・予測・連関の発見ができない。
在宅で測れる口腔炎症指標と全身連関の妥当性=学会・論文。出口はまず歯科の遠隔スクリーニング・受診勧奨の補助(確定診断・処置は歯科医)、糖尿病等の重症化予防への口腔リスクの組み込み、将来は口腔から始める全身予防。Hiroは口腔–全身を学ぶ医学生=当事者。