MOCKUP · SPReAD 1000 企画(外観イメージ) #18 · AI for Science/医療テーマ
#18

HbA1cでは見えない「血糖の乱高下」をAIで型分けする——持続血糖モニタから血糖変動の表現型と隠れ低血糖を解明する

📈 glyka.research / cgm
Glyka — 血糖変動の表現型を読む
研究プロトタイプ ・ 持続血糖モニタ(CGM)の連続波形を解析(ダミーデータ)
解析CGM 5.2万日
解析した連続血糖
5.2万日
抽出した変動表現型
4
範囲内時間(TIR)
68%
▲ 隠れ低血糖を検出
合併症リスク層別
C.72
24時間の血糖プロファイルから、変動と隠れ低血糖を定量
CGMの連続波形をAIが解析し、代表日の血糖プロファイル(中央値と変動帯)に集約。食後スパイクと夜間の隠れ低血糖を検出。実測ではなくダミー描画。
mg/dL 250 180 70 高血糖帯 低血糖帯 食後スパイク 夜間低血糖 0時6121824時 24時間の血糖プロファイル(代表日・変動帯)+ 隠れ低血糖(ダミー)
目標範囲(70–180) 中央値(代表日) 食後スパイク 低血糖
変動表現型を駆動するパターン 上位(寄与度)
1食後高血糖スパイクの大きさ28%
2夜間・空腹時の隠れ低血糖22%
3暁現象(早朝の血糖上昇)18%
4日内変動の幅(MAGE)17%
5高血糖の持続時間(TAR)15%
↑ 研究コード名「Glyka」。CGMの連続波形から代表日の血糖プロファイルと変動帯を再構成し、
食後スパイクと夜間の隠れ低血糖をAIで定量・型分けした完成イメージ。
HbA1cは数ヶ月の平均で、食後スパイクや夜間低血糖などの「乱高下」を隠す。CGMの連続波形から血糖変動を表現型に型分けし、隠れ低血糖を定量し、変動表現型↔合併症・低血糖リスクの対応を可視化する——完成したらこう見える、の外観イメージ。
上限 500万円(直接経費) 学生応募可(医学生=当事者) e-Rad 応募 第2回・2026年6月上旬予定 分野:内分泌代謝 × 時系列・教師なし学習
🔬 問い・学術的背景

糖尿病管理の標準指標HbA1cは数ヶ月の平均で、食後高血糖や夜間低血糖などの「血糖の乱高下」を隠す。CGMの普及で連続データは得られるが、(1)変動の「型(表現型)」をどう定義するか、(2)どの変動が合併症・低血糖リスクを駆動するか、(3)日本人の食・生活文脈での一般化、は未確立。みんこく非依存・糖尿病は国試頻出で実習でも必ず出会う医学生=当事者性が効く独立テーマ。

🎯 仮説・新規性

CGMの連続波形に教師なし時系列学習を適用すれば、(1)血糖変動を少数の表現型に自動分類でき、(2)HbA1cでは見えない隠れ低血糖や食後スパイクを定量でき、(3)変動表現型と合併症・低血糖リスクの対応を可視化できる、と仮説。海外で変動クラス(glucotype)の素地はあるが、隠れ低血糖の同定+日本の食文脈+cross-datasetの再現性は未確立。

🤖 AI活用の必然性

変動パターンは数千点の連続波形に埋もれ、HbA1cなど平均指標では消える教師なし時系列でしか、人手に依らず再現性ある表現型と隠れリスクを取り出せない。

💰 500万円の使途
  • ① CGMと食事・生活・転帰データの連携・倫理審査・匿名化
  • ② 内分泌医によるイベント・低血糖のアノテーション
  • ③ GPU/API(時系列・表現型学習)
  • 変動表現型 可視化ダッシュボードの試作
  • ⑤ 学会発表・プレプリント公開
📈 期待成果・社会実装(出口)

変動表現型↔合併症・低血糖リスクの対応+日本人ベンチマーク=学会発表・論文。加えて隠れ低血糖の警告や食行動フィードバックの土台。Hiroは糖尿病・CGMに実習で出会う医学生=当事者

※ 正直な関門:CGMはセンサ精度・装着差・欠損があり、食事/運動ログは自己申告で不完全。表現型の臨床的意味づけ・予後との対応はこれからで、観察データから因果は言えない。低血糖の「正解」定義も施設で揺れる。医療機器/プログラム医療機器(SaMD)の整理を要する。学生応募可だが所属大学のe-Rad機関登録・承認が前提、第2回の正式日程・公募要領は確定次第確認。
完成イメージ(ダミーデータ)・元アイデア → spread-plans.md #18