てんかんは人口の約1%が罹患し、長く「発作は予測不能」とされてきた。だが近年の長期頭蓋内脳波(iEEG)研究で、発作リスクに概日(circadian)・多日(multidien)の周期が存在する強い証拠が得られている。一方、日本語かつ頭皮/装着型の脳波で「周期と前兆」を体系的に解明した公開研究は乏しい。みんこく非依存・神経内科実習で脳波判読を学ぶ医学生=当事者性が効く独立テーマ。
長期脳波に時系列深層学習+周期解析を適用すれば、(1)てんかん性放電(IED)や高周波振動(HFO)を自動検出でき、(2)個人ごとの概日・多日周期から「高リスクの時間帯・時期」を推定でき、(3)発作前の前兆をリードタイム付きで提示できる、と仮説。「発作はランダム」を周期と前兆という構造で置き換えるのが新規。
長期・多チャンネルの脳波は膨大で、前兆は微小な波形変化や周期の位相に埋もれる。時系列深層モデル+周期解析でしか、人手では追えない発作リスクの周期と前兆を客観的に取り出せない。
発作リスクの周期+前兆のベンチマーク+個人別予測=学会発表・論文。加えて「高リスクの時間帯・時期」の提示やSUDEP(予期せぬ突然死)対策の土台。Hiroは神経内科実習で脳波と発作を内側から見る医学生=当事者。