日本は世界最高齢で、転倒・フレイル・ロコモティブシンドロームは寝たきり・要介護の主要な入口。だが臨床の運動機能評価は、徒手筋力テスト・関節可動域・歩行観察・Timed Up and Goなど、いまも観察者の主観と粗い指標に依存し、再現性が低く微細な異常を取りこぼす。日本語臨床で「歩き方のどこが・どれだけ・どの順で衰えるか」を大規模に客観化した公開研究は乏しい。
スマホ動画からの姿勢推定(全身関節の時系列)に時空間モデルを適用すれば、(1)歩行・動作を42項目規模で客観定量化でき、(2)転倒・フレイルに効く動作特徴(遊脚期の膝屈曲低下・左右非対称・体幹動揺)を抽出でき、(3)将来の転倒/要介護を予測できる、と仮説。歩行速度(第6のバイタル)に多関節協調の特徴を上乗せし、日本語臨床で動画のみで簡便に客観化する設計は新規。
歩行・動作は全身多関節の時空間協調で、単一指標(歩行速度)や人の目では微細な非対称・変動・代償動作を捉えられない。動画からの姿勢推定+時系列モデル+説明性でしか、何が・どの順で衰えるかを客観化できない。
動作特徴×転倒/フレイルのベンチマーク=学会発表・論文。加えて医学生・研修医や地域リハで使える「動画30秒で運動機能を客観化」する評価ツール。Hiroはリハ/整形で身体機能評価を学ぶ医学生=当事者で、主観評価のばらつきを内側から知る。